漢字が書けない子ども

リュウはLD児で、発達性読み書き障害を指摘されている。

 

具体的には、読みはそれなりに修得できるけれども、

字を書くのが苦手だ。苦手というか、

本当に障害というところだと実感させられる。

漢字は多分、思い出して書けるのは

小3レベルの途中までだと思う。

 

しかも、書き順がものすごく壊滅的。

本来、書き順で書いた方が書きやすい、覚えやすいと思うものなんだけれども、

あらゆる漢字について非常に特殊な書き順をしている。

 

漢字を文字として書こうとしておらず、

『形』を書こうとするためにこのようになるのではないか。

ということである。

 

 

それでも、小5になったあたりから

ひらがな、カタカナはほぼ間違いなく書けるようになったので、

飛躍的(※本人比)に考えや思いを綴れるようになった。

これは相当大事なことだと感じてます。

 

 

第一言語たる母国語の『国語』は、

ほぼ受験で通る道。

中学受験においては、基礎的な漢字問題(読み、書き、画数あたり)なんて

いい得点源じゃないかなーと中受マザービギナーの私でさえ思うのだが、

リュウジロウが挑めば他のお子さんに点差をつけられる分野となる。

 

 

え、そんなんで受験?!と思われる方もいらっしゃるでしょう…

そうなんです。いろんな理由があるから、

そんな状態でも戦略練って受験なんです。

しかも残り一年弱で。

 

 

何かしらこの一年間で

『訓練としてでも』

持っていけるとこまでは引き上げてやりたい。

 

 

『書き』ドリル出来ないから、

とりあえず『読みオンリー』ドリルを手元で作ってます。

書きが無理でも読みだけは満点取れるように。

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DCD(発達性協調性運動障害)もあり、

字がかなり乱雑な上あまり小さく書けないので、

A3サイズで大きめフォントサイズの印刷からはじめ、

おさめられるようになってきたらB4にし、

フォントサイズを少しずつ小さくして、

答案用紙におさめる訓練もしていくと思います。